ブルーピリオドの背表紙(コミック)が気になる理由とは?

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2021年10月からアニメ放映されることで注目されている「ブルーピリオド」ですが、コミックの背表紙を気にしたことはありますか?

一般的なコミックの場合、表紙や帯に特徴があるものもよく見かけます。しかし「ブルーピリオド」のコミックは、背表紙がなぜか気になるのです。

この記事では、背表紙がなぜ気になるのかを紹介しています。

 

ブルーピリオドの背表紙(コミック)が気になる理由とは?:背表紙が良い理由

ブルーピリオドの背表紙は非常にシンプルです。これのどこが良いかと言うと…

それは、「色使い」です。

私も気づいたときは、「さすが藝大出身が描いた美術系のマンガだなー!」と思いました♪現在は10巻まで発行されていますが、それぞれの色は次のような色が使われています。

  • 1巻 青色
  • 2巻 赤色
  • 3巻 緑色
  • 4巻 紫色
  • 5巻 紺色茶色
  • 6巻 黄色水色
  • 7巻 緑色
  • 8巻 青緑色茶色
  • 9巻 橙色茶色
  • 10巻 水色黄色

ブルーピリオドの背表紙(コミック)が気になる理由とは?:色の種類や特徴

ただ色を変えるだけなら誰でもできますが、背表紙で使われている色は次のような種類があります。作者の山口つばささん藝大出身ですので、おそらく色の特徴を踏まえて使い分けているのでしょう。

  1. 類似色…同系統の色(海のように青や緑に見えたりする色)
  2. 補色 …色相環上、正反対にある色
  3. 進出色…手前に向かってくるような印象の色(暖色)
  4. 後退色…奥に向かっているような印象の色(寒色)
  5. 中間色…手前とも奥とも言えないような印象の色(緑や紫)
  6. 膨張色…明度の高い色(暖色や白)
  7. 収縮色…明度の低い色(寒色や黒)

色には暖かく感じたり、冷たく感じたりと、様々な特徴があります。ちなみに私たちは色の違いから、物の存在や状態を認識しています。

身近な例でいうと、信号機や交通標識は運転中などの短時間でも、一目でわかるように工夫されています。これは、わかりやすい色が使われているからです。他には、見えやすさと目立ちやすさの高い色を重視しています。逆に、兵隊さんの服に使われる迷彩色などは、わかりやすさを低くした例ですね。

一部をわかりやすくすることは、自然や景観に違和感を与える影響もありますが、信号機や標識のように、時と場合によってはそうした方が良いこともあります。

表紙目立つようにすると本屋さんなどの陳列棚でも見つかりやすくなるので、目立ったほうが手にとってもらいやすくなります。そういう意味では、色を工夫して見つけてもらいやすくするのは非常に有効な方法だと言えますね!家の本棚でも存在感を増すでしょう(笑)

 

類似色

系統が似ている色です。この類似色を使うことにより、違和感のないまとまりがでます。新銭近い配色といってもいいと思います。グラデーションにも良く使われる色です。類似色を使うと失敗が少ない反面、面白みに欠けるという点もあります。

補色

補色は反対色とも言われます。ある色と正反対のイメージになるので、特定の色を目立たせることができます。例えば、青い空(背景)には黄色いひまわり(前景)が映えます。また、補色同士を混ぜると深みのある自然な陰影が出来ます。

進出色(暖色)・後退色(寒色)・中間色

赤や橙、黄などの暖かいイメージの色を暖色と言い、青や青紫などの寒いイメージの色を寒色といいます。また、暖色(赤)とも寒色(青)とも言えない紫や緑など、どちらともいえない色を中間色と言います。これらは隣にどんな色を置くかで暖かくも、寒くも感じることできます。

なお、進出色(暖色)は手前に向かってくるような印象を与え、後退色(寒色)は奥に向かっているような印象を与えます。さらに、同じ色相でも、明度の高い(白に近い)色のほうが手前に感じ、明度の低いほうが奥にあるように感じますが、こちらも隣にある色の影響が大きいと言われています。

 

膨張色・収縮色

暖色や白のように明度の高い色は、大きく見えます。そのため膨張色と言われます。逆に寒色や黒のように明度が低い色は、小さく見えるので収縮色と呼ばれます。言い方の違いだけなので、特に決まっている訳ではありませんし、イメージぐらいでいいと思います。

膨張色と収縮色はこの特徴を生かして、よくファッションで使われます。細く見せたい部分に黒などの収縮色を使い、その他に白などの膨張色を使うことで、見た人に部分的に引き締まった印象を与えることができます。

 

ブルーピリオドの背表紙(コミック)が気になる理由とは?:そもそも背表紙って何?

「背表紙」とは本を綴じている側(開けない方)のことです。

上の画像だと、図書館などで見かける管理用シールを貼っている面のことを、背表紙と言います。厚い本だと背幅が広くなり、薄いと狭くなりますが、一般的なコミックはおおよそ2cmとなっていまいます。

この背表紙には、作品タイトルや巻数、作者、出版社が記載されることが多く、作品によっては登場キャラクターが描かれたりしています。

ブルーピリオドの場合は、シンプルに作品タイトル、巻数、作者、出版社のみです。

 

ブルーピリオドの背表紙(コミック)が気になる理由とは?:まとめ

普段何気なく目に入ってくる色ですが、その特徴は様々です。特徴を知っていれば、目立たせたり、溶け込ませやすくできたりもします。時には無意識に人に訴えかけたり、誘導したりすることもできます。

「こういうときはこの色!」とイメージがある人もいるかもしれませんが、色の特徴を知っているか、知らないかで毎日の生活が大きく変わってくるのは間違いありません!

皆さんが周りにある色も少し調べてみると面白かもしれませんね♪

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